かんもくフォーラム2017 そして私たちの「思い」

とうとう今週末、かんもくフォーラム2017が開催されます!

昨年、基調講演をしてくださった高木潤野先生が「おとなのかんもくフォーラムを実現したい」とおっしゃったことが
そのまま現実になりました。
これまで、いろいろな講演会等のお手伝いをしてきましたが、「成人当事者・経験者中心」でここまで大きな会は初めてだと思います。
登壇される方々もすごメンバーです。
どんな話をされるのだろう、どんな気持ちを共有されるのだろう、
昨年の感動を思い出します。

しかし、今年度は「つぼみの会」としての協力をしませんでした。
「親の会」という名前が出ることで、「成人当事者・経験者中心」による「おとなのかんもくフォーラム」という素晴らしさが薄まってしまわないためです。

 もちろん、保護者の方でスタッフとして関わっている方もいらっしゃいますが、「つぼみの会」として、今回は昨年度からのバトンを渡すこと以外、していません。
 
 私たちの子どもはまだ幼くて、私たち「親」のサポートが必要ですが、
いつか、今回の「おとな」のみなさんのように、自分の足でそこにたどり着けるようになったときには

そっと手をはなし、送り出せる親でありたいと思っています。

 だから今回は、遠方より会の成功を祈りながら、目の前の子どもとの時間を大切にします。

以前、日本緘黙研究会の研修講座のときに書いた
「最近、ブログやSNSを媒体として広がる自称「セラピスト」「コーチ」「アドバイザー」の方たちのようなビジネスはそこにはありません」
というフレーズがとても反響がありました。

今回のスタッフの皆さんも、同じです。

参加者の中には、そういう方もいらっしゃると思いますが、きっと同じようにただただ純粋に「かんもくフォーラム」の盛会を祈る一員であると信じています。