6月お話会(大田区産業プラザPio)


6月4日、高木潤野先生をお招きして、お話会(スタッフをのぞき参加者18名)がありました。つぼみの会発足時から、高木先生は、一年に一度の割合でボランティアで来て下さり、つぼみの会の活動を支えてくださっています。

 高木先生には、かんもくフォーラム2016でも講演をしていただくこともあり、
今回は、講演会ではなく、参加者のみなさんから「お話したいこと」を出してもらい、
それを受けて先生からご助言をいただくスタイルにしました。

 参加者のお子さんの年齢は3歳から成人されている方まで幅広く、相談の内容も多岐にわたりました。
プライバシーの関係上、相談内容は割愛しますが
 同じ「場面緘黙」でも、その子その子で症状も課題も違うことがわかり、それがまた、支援体制を構築する難しさを生んでいるのだとおもいました。

 高木先生からお話いただいたことの一つは、
まず、自分たち(保護者の側)にどんな権利があるのか、を知ること。
 「選択制緘黙(場面緘黙)」は、学校でも、特別支援教育の対象であり、
対象者においては、その子の長期的継続的一貫した支援ができるよう「個別の教育支援計画」というものをつくっていく、ということが、小中学校では「努力義務」となっているそうです。
 関連ページ「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」について
 関連ページ「これからの個別の教育支援計画」(東京都教育委員会

 実際、この「個別の教育支援計画」を学校にしてもらっている方は、参加者には二人しかいませんでした。
それ以前に、こういった指導計画があるということを初めて知ったという方も多かったです。
または、学校側から「必要ないですよ」と言われるケースもあったようです。
 まずは、私たち保護者側が、自分たちの「権利」を正しく知ることが、子どもたちの支援に必要な環境をつくるためにはとても大切だということがあらためにてよくわかりました。

 今回のお話会で参加者のみなさんのお話を受けて、また、かんもくフォーラム2016の講演会にて、今私たちに必要なお話を聞かせていただけると思います。
 講演後、かんもくネットの角田圭子先生と、みなさんからいただいた質問をとりあげてミニ対談のコーナーをお願いすることになりました。

 その他、これから詳細をアップしていくこともありますので、ホームページをちぇっくしてくださいね♪http://kanmokuforum2016.wix.com/0806

ちなみに、今回のお話会はかんもくフォーラム会場の大田区産業プラザPioでした。
 
 会場アクセスが非常によかったのでご紹介

京急蒲田駅、東口を出たら・・・・
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右手にすぐ見えます!
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 かんもくフォーラム応援Tシャツつくりました!