シンポジウム振り返り会に参加

 都内で行われた「振り返り会」に参加してきました。
主に9月に嵐のコンサートにも負けず仙台で行われた特殊教育学会の場面緘黙に関する2つの自主シンポジウムについての振り返り会でした。
 自分は参加できていなかったので、企画してくださった方に大感謝です。
 私以外の方はみなさん、成人経験者の方で、まさに、つぼみの会発足のきっかけの集会を開いてくださった方々です。本当によく勉強されていて、ついていくのに必死ではずかしくなるぐらいです(笑)
 
 自主シンポジウムの振り返りについて、
こちらで紹介していいかどうが確認してから、ご紹介させていただきたいと思います。
(藤沢のお話会では紹介させていただきたいとおもいます)
 (今年初めて行われた日本緘黙研究会の自主シンポジウムについては、近日ホームページが正式に公開されると思います。)
 
 経験者の方々の注目する視点や感想はとても新鮮です。
文章中の「自然に克服した人の・・・」という文言を読み上げる時に
「『自然』って・・・(苦笑)」とされたのが印象に残っています。

 第三者的に「自然」に見える克服までの過程には、当事者にとって、決して「自然」なものではなかったんだ

ということに気が付かされます。
当事者の立場でない私たちが「自然に治ることがある」ととらえることは、当事者の戦う心の中を無視することになるということなんだな、と思いました。

克服までの過程にかかわる環境の一部である私たちが、どれだけ当事者の苦しみや挑戦に「自然」に関われるか・・・それが大切なんじゃないかな、と感じました。