「ドーナツください」

久しぶりのブログになりますが、
会のことというより、ブログ管理人の個人的なブログになります。

娘は、学校で、先生にも友達にも一言も話せたことがありません。
家族で出かけた時は家族と普通に話すことはできますが、
お店の人に話しかけられたりしても、話したことはありません。

 最近、おつかいに行くのがブームの娘
 「役に立っている」ということがうれしいようです。
言葉を使わないレジはクリアしていました。

今日、車に乗っていて
 「アイスが食べたい」
という娘に、
「車降りるのがめんどうだから、自分で買うならいいよ」
と近所ではないコンビニに寄りました。
 ふと
「かあさん、ドーナツ食べたい。買ってきてくれる?」
とたのんでみました。 
 「いいよ」
といったあと、はっとする娘。
 最近、コンビニのレジ横に並べられているドーナツ
それを頼むには「言葉」が必要になるのです。
 やっぱりむりか~ ならいいよ~ 一緒に買いに行くか~
といったけど 
しばし、う~ん う~ん と悩む
 悩む・・・・それは、ちょっとがんばろうとしている証拠
 これは、背中を押す時なのかも と思い
「あのドーナツがずっと食べたかったんだよ~ だめなら自分で買いに行くよ~」
 と、さらに「お役立ち」感をアップさせてみた。

すると
「じゃあ、とうさんにもドーナツを買おう」
と、自ら「お役立ち」感アップさせてお店に向かいました。

「よろしく~♪」
冷静を装っていた私
心の中では
「まじか?まじか?」と
レジの見える助手席にうつって、ガラスに張りつきました(あやしい)

長い時間がすぎても
レジ前に娘が現れない・・・

やっぱりむりだったのかな

・・・っていうか、へんなおじさんにからまれてたらどうしよう!

と、我慢ならなくなって車を出ようとしたら、
レジでお金を払う娘の姿が目に入りました。

そして、こちらに向かってくるレジ袋の中に





ドーナツの紙袋がある~!!




ちゃんと、私がほしいといった種類のドーナツで、
ちゃんと2つ!!


ちょっとほこらしげな娘
私たちを喜ばせるためにがんばってくれた娘

大きな一歩だと、心でガッツポーズとりました



だから、
予算100円のところ、300円のアイスを買ってきたのは許す(笑)