キッザニア企画①
つぼみの会の希望者で、キッザニアに行ってまいりました。
かなりの手探り冒険企画のため、今回はつぼみの会だけの募集で、
6家族(ほんとは、7家族予定!憎きインフル(><。))参加。
でも、キッザニアの性質上、子どもの好みもありますし、家族それぞれの活動部分がほとんどでしたが、
この日にむけて、まず、キッザニア東京さんといろいろ打ち合わさせていただきました。
場面緘黙の子どもが、できるだけ不安なく参加できる環境と整えるために要望をだしました。
本当にキッザニア東京様にはメールだけでなく、お電話にて丁寧に対応していただき、大感謝です!
メールのやりとりの一部を紹介します。
(途中省略あり)
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担当者様
お世話になります。
*目印としては家族全員、黄色い紙のリストバンドをしています。(添付写真の下のもの)
子どもは、そこに、名前を書いています。
兄弟の場合もあります。あえて、区別をつけていませんので、声をかけてみて確認してみてください。
*また、Give MeFiveというキーホルダーをどこかにつけています。
(添付写真)
<していただきたい配慮>
自己紹介や報告などが出来づらい子です。
YesかNoかは、うなづき等で答えることが出来ます。
質問は、YesかNoで答えられるようなものにしてもらえるよう、スタッフの方にお伝え下さい。
自己紹介や報告がある場合は事前に、できるかできないか、本人に確認してみてください。
できないと最初から決めるのではなく、本人に挑戦しようかどうか考える機会をあたえてあげてください。
できるだけ親と確認するのではなくて、スタッフの方とのやりとりも、本人たちの大切な経験となりますのでご協力お願いします。
No(できない)という反応なら、リストバンドの名前を呼んであげてください。
また、結果報告なども難しそうなら、スルーするのではなく、「よくできてましたね」など、活動の成果を評価してあげてください。
話せないことで、不穏な雰囲気が流れたり、残念な感じになったりすることに、とても不安になる子どもたちなので、
「話せなくてもOK」という雰囲気を演出していただけると助かります。
なにより、「笑顔」で「大丈夫だよ~!」という対応をしてもらえれば、それだけで十分不安軽減につながり、アトラクションを楽しむことが出来ます。
*Give Me Five(ハイタッチしましょう)について
「さようなら」「ありがとう」など言えない子が多いです。
かわりに、ハイタッチを求めてもらえると、できる子が多いです。
活動の終わりに、スタッフの方からその子たちの「あいさつ」がわりに、ハイタッチを求めてもらえると助かります。
あいさつやお礼を「したくてもできない子」が多いので、これができるだけで、「できた」という安心と自信につながります。
場面緘黙は本人が「話せるようになりたい」という意思を強くもてると、克服できる傾向があります。
キッザニア様のご協力のもと、子どもたちが楽しい思い出を残し、将来、「こういう職業につきたい」と目標をもてることが
もしかして、「話せるようになりたい」という意思につながる可能性もあります。
ぜひ、キッザニア様のご協力について、私たちのホームページ・ブログ等でご紹介させてください。
わたしたちの会の会員ではない全国の同じ悩みを持っている親子さんが、安心して「キッザニアに行きたい」と思ってもらえると思います。
うれしいです。ぜひ、ご検討ください。
たくさん書かせていただきましたが、この経験と挑戦が、次につながるものになるよう
ぜひご協力をお願いいたします。感謝します。
つぼみの会
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ご希望の詳細をお送りいただきましてありがとうございました。
グループとしてではなく夫々のご家族ごとにご予約とご入場されることと理解しております。
いただいたご希望を現場で共有しお子様たちがお楽しみいただけますよう出来る限り配慮いたします。
それぞれの場面で対応できるように共有いたします。
私どもにとっても初めての経験ですので出来る限り努力はいたしますが、ご満足いただけない点がありましたらご指摘いただくと共に
その節はご容赦頂きますようお願い致します。
他にご希望やご質問がありましたらどうぞお問い合わせくださいますようお願い致します。
皆さまのご来場をスタッフ一同お待ちしております。
キッザニア東京インフォメーションセンター
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キッザニア東京での様子は次回・・・