キッザニア企画②
キッザニア企画 当日編
当日、黄色いリストバンドをした仲間に会う、というのもいいかな、とおもって。
当日の朝も、みなさん到着時間がぞれぞれなので、それぞれ到着後、グループLINEやメール等で位置確認しながら入場しました。
キッザニアには、配慮が必要な子のために「おしごとヘルプカード」というものがあります。事前に登録しておいて、必要な配慮や支援をそのヘルプカードにチェックまたは具体的に書きこみます。
「保護者と一緒にパビリオン内に入場します」
というチェック欄もあるので、必要あればそれも可能です。
しか~し、そこまで必要でないと思われるわが子たち、
どうしようかな~
ためしに登録してみようかな~
と迷い、受付でヘルプカードについてお聞きしました。
すると、すぐ、私たちのつけている黄色いリストバンドに気が付いてくださり
「(ヘルプカードがなくても)そのリストバンドがあれば、大丈夫ですよ!」
と言ってくださいました
受付の方から、このリストバンドについて周知してくださっていること、
そして、「大丈夫ですよ」と言い切るほど、私たちのお願いしている配慮を、館内のスタッフの方々は理解してくださっている、というキッザニア東京さんの対応に
朝一から感動!
それぞれ入場を確認後、予約していたアクティビティへ。
こちらは、ハンバーガーショップの体験の様子。
黄色いリストバンドに気が付いたスタッフさんはとても丁寧に対応してくださいました。
最初にどこのアクティビティでも「自己紹介」があるのですが、
リストバンドに書いてある名前でうまく流してくださったようです。
また、参加した子どもの中には名前が言えた子もいたようで、それからわかるのは、
決して名前を最初から聞かないのではなく、
チャンスを与えながら無理そうならうまく流してくださったということです。
また、私たちのグループだけ?名前を書いたシールを肩にはってくださっていました。
おそらく、ここのアクティビティのスタッフの方が、私たちのために考えられた配慮だと思いました。
グループには、普通に参加した子たちもいたのですが、黄色いリストバンドの子たちだけの特別ではないように
全員に名前シールをはってくださったんだと思います。
あとでわかったのですが、食品をあつかうアクティビティでは丁寧に手をあらうので、
紙のリストバンドは洗うたびにくたびれていきます。
そういうことも考慮に入れた配慮をしてくれたのかと思いました。
こんなふうに、私たちがお願いした配慮以外にも、何ができるかを考えてくださったハンバーガースタッフの皆さんに感謝です。
おかげでおいしいテリヤキバーガーが作れて、みんなご満悦でした!!
一度、「大丈夫」を体験した子どもたちは、自信をもって、どんどん次のアクティビティに向かっていきました。
完全に
不安<やってみたい気持ち
になっていたとおもいます。
銀行口座を作るところや、デパートで買い物をするところにも、親は入ることはできません。
でも、参加したどの子もみんなひとりでちゃんとできたんです!
見ている親も感動しますが、なにより、「ひとりでできた」という子どもたちの自信につながったと思います。
アクティビティについては
最初の自己紹介以外、説明を聞いて活動をするだけなので、それほど恐れることはないと感じたんだと思います。また、黄色いリストバンドがお守りになっていたならうれしいな、と思います
こちらは、漫画家体験中↓
獣医師↓
クッキング↓
参加した家族同士の交流というのはなかなか取れなかったので、申し訳なかったのですが、参加した方からは
「行ってみたいと思っていたけど、無理だろうと思っていけなかった場所だった」
「こんな機会がなかったら来れなかったところでした」
「初めての場所で、私の手を離れて行動できた、という成長がみられてうれしかった」
という感想をいただきました。
GIVE ME FIVE のキーホルダーは
がんばったお土産、という感じで、当日つけてる暇はなかったのですが(笑)
子どもたち同士は、お別れの時に子どもたちで ハイタッチしてバイバイしました。
キッザニア内でスタッフさんとハイタッチする機会はなかったのですが、
そういえば、キャラクターたちが近づいてきて、ハイタッチを求めてくれました!
キャラクターの狭い視界から黄色いリストバンドを見つけてくれたのでしょうか・・・
だとしたら、すばらしすぎるでしょう(笑)
よく考えたらキャラクターも言葉がないんですよね。
言葉がなくても通じ合えるハイタッチ ぶらぼー!
子どもたちのために、本当に朝早くから親御さんは本当にがんばりました!!
(私も含め(笑))キッザニアはお仕事は子どもが頑張りますが、スケジュール管理はなんだかんだ言って、親が脳みそ体力フル回転で右往左往します(笑)
本当にご苦労様でした!!
家に帰っても、くったくたでしたが、今日やったアクティビティのことを楽しそうに話す子どもの様子を見て、よかったな~と思いました。
親同士、グループLINE上でおつかれさまのビール乾杯(笑)
キッザニア東京の方に、感謝と当日の子どもたちの様子をお知らせしたら、またご丁寧なお返事をいただけました。
↓(一部)
昨日も現場の担当者とも何か不都合なことがなかったかと案じておりましたところ、
このようなメールをいただき大変嬉しく感激しております。
こちらこそ、少人数の私たちの子どもたちのためにそこまでしていただいて、感激です!
今回のこの企画の目的のひとつは、
場面緘黙の子が安心して行ける場所を増やすことでした。
今回、このようにキッザニア東京さんにご理解いただいて、スタッフのみなさんが、「場面緘黙」を知り、支援方法を考えてくださったことがありがたかったですし、なにより、そのことで、場面緘黙の子たちがちょっと勇気出したら行ける場所になったのではないかと思います。
↑こちらがごほうびキーホルダーです。
なんか、だらだらと書きましたが、キッザニア企画報告でした。
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