10月場面緘黙講演会(福山)

つぼみの会事務局メンバーの一人が実行委員になり、広島県福山市で講演会を企画しました。
 今までと少し違うのは、申し込みで、先生などの教育関係者や支援者などを先行的に受け付けるということです。

「場面緘黙を『学校で』治せるのは学校の先生しかいないだろう。」
と、著書の中で高木潤野先生はおっしゃっています。

 ぜひ、本講習会を身近な「先生」にご紹介いただけたらとおもいます。ホームページ上にチラシがありますので、ぜひ印刷してご利用ください。

https://kanmokufukuyama.wixsite.com/kouenkai

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7月お話会報告

  7月のお話会(横浜)には、お一人の欠席もなく20名の参加で行われました。簡単な自己紹介の後、「幼稚園~小3(6名)」「小4~小6(7名)」「中1~社会人(7名)」という3つのグループにわかれて話しました。
 各グループで話したことを、最後全体で話しました。
その内容の一部として
◎自分のことを誰も知らない環境に中学校から入れた方がいいのか。
  環境を変えるために受験をしたいが、どのような塾に通ったらよいか。
◎診察を受ける病院はどこがよいのか。
◎小学校高学年になると、友達関係に親が介入しずらくなる。
  どうしたらよいのか。
◎日常生活で、スムーズに人に助けを求められるようになるにはどうした   らよいのか。
など

 悩みは尽きません、すぐに解決するということではないけれど、こうやって、悩みを一緒に考えることができることは、私たち保護者にとってとてもいいことだと思います。
 お話会が、あたらしい「つながり」の場になればうれしいです。
 場面緘黙に苦しむ子どもたちと、それで孤立する親子がいなくなってほしい、というのが、私たちの活動の目的です。

 
 

日本緘黙研究会研修講座 IN 尼崎

日本緘黙研究会研修講座 の申し込み締め切りが明日になっています!
今年は関西(尼崎)での開催です。

事例提供の高津梓先生は、筑波大学大塚支援学校で活躍されている先生です。
今回の研修会では場面緘黙をもつ中学部の女子生徒への多面的な支援の実際を
映像を交えて発表してくださる予定です。

 こちらの研修講座を迷いなく紹介できるのは、日本緘黙研究会を構成されている方々が「本物」の専門家の先生方または、第一線で活躍されている方々だからです。
 最近、ブログやSNSを媒体として広がる自称「セラピスト」「コーチ」「アドバイザー」の方たちのようなビジネスはそこにはありません。
 
場面緘黙研究の第一線がそこにあると、私は思っています。
ぜひお近くの方は参加されては、と思います。

<7月お話会(横浜)>
現在キャンセル待ちになっています。




お話会、そしてこれから

<お話会>
報告が遅くなりました!
4月22日
東京(足立区)にて、久々のランチ会形式のお話会でした。
施設を借りてでのお話会とちがい、食事をはさむことでざっくばらんにお話できたのではないかと思います。
最後に全体で話をした時
一つの話題として、「音楽の歌のテスト」があがりました。
「3人ずつ歌う」など配慮してもらえるケースもあるようですが、
断固として「一人で歌う」にこだわる先生がいるなど、
「合理的配慮」を受け入れてもらえないケースもまだまだ多いということがわかり、親としてどうしたらいいのだろう
とみんなで悩みました。

「学校における場面緘黙への対応~合理的配慮から支援計画作成まで~」高木潤野先生
 第2章V 成績教科の考え方 のところで、まさにこの「音楽」の評価について書かれています。
 先生方に配慮いただきたいことがぎゅっとつまっていて感動しました。

 「合理的配慮と『メッセージとしての評価』を適切に行い、音楽嫌いの生徒を生み出さないようにしなければならない」

 ぜひ、現場の先生方にこれを読んでもらって、ご自身の「評価」のとらえ方ややり方について振り返ってもらえたらと思いました。

<そして、これから>
ランチ会の場所をはなれて、ほんとはみなさんとお茶したいところ、ぐっとがまんして
事務局メンバーでの打ち合わせをしました。
 つぼみの会の「これから」についての話です。

立ち上げ当初、まだ小さかったメンバーの子どもたちも、多くは小学校高学年以上になっています。
「だれかとつながりたい」「悩みをわかちあいたい」という気持ちから、
今では、かつての自分たちのように、そういう思いをもつみなさんのたどりつける場所になれれば
という気持ちが大きくなっています。
 ホームページのトップページにも書いているのですが、私たちは専門家でもなく、
ただ、自分たちが「やりたい」と思うことを、自分たちのできる範囲で行っています。

 なので、今後も「定期開催」などではなく、メンバーのできる範囲でしか活動しない
という方針を確認しました。
 無理に活動しようとしない、でも、たまに企画をやりたくなっちゃう
そんな会です。
 極端な話をすると、今後何年かのちに事務局メンバーが活動が難しくなったとき
「一番は自分の家庭」
無理して会を継続しようとしないようにしようとも確認しました。
 (本当に犠牲をはらってでも頑張りそうな事務局メンバーなので・・・)
 
今回のお話会でも、低学年のお子さんのお母さんの悩みを聞いていて、
かつて自分が抱えていた「どうしたらいいの?だれか助けて」という気持ちが思い出されました。
 でも、その話をみんなで共有できたという喜びが、つぼみの会事務局メンバーの原動力です。

今後、不定期開催で、会員登録されているみなさんをやきもきさせてしまうと思うのですが、
どうか、ご理解をお願いしたいと思います。

そんなこんな(どんな?笑)で、7月お話会を横浜で行います。
現在、会員優先で申込み受け付けをしていますが、のちほどこちらでもお知らせする予定です。

 





日本緘黙研究会 研修講座2017

ブログ更新をご無沙汰しておりました。

今年も開催されることになりました。
日本緘黙研究会 研修講座2017のお知らせです。
今年度は西日本開催となります。

日時: 2017年7月1日(土) 14:00~16:45 (開場13:30)
会場:  会場: 関西国際大学 尼崎キャンパス3階 KUISホール
〒661-0976兵庫県尼崎市潮江1丁目3番23号 (交通アクセス)
(JR尼崎駅から徒歩6分、尼崎駅までは、大阪駅から5分、京都から30分、三宮から17分)

※車椅子での来場可能


対象: 保護者・教員・支援者・当事者・経験者・研究者等
(高校生以下のご参加はご遠慮ください)
定員: 250名
参加費用: 1,000円 (当日お支払いください)

詳しくはこちらへ

4月23日より申し込みが開始されます。
昨年は1か月ほどで定員に達するほどでした。


つぼみの会ですが、来週会員さん限定のランチ会を企画しています。
4月いろいろなことがスタートする季節ですね。
そんななかで抱えている不安や心配事などいっしょにお話しできたらと思っています。
お会いできるのを楽しみにしています(^^)♪

講演会・書籍紹介・TV番組~ひろがる綿毛~

講演会(宮古島)2月5日開催
ゆりの会さんの主催で行われた講演会
約190名の来場による大盛況だったそうです!
そちらのレポートはこちらに↓
また、各地に広がる私たちの思いに本当に感動します。

高木潤野先生の書籍発売(3/2予定)
「学校における場面緘黙への対応:合理的配慮から支援計画作成まで」 学苑社 より
宮古島の講演会で講演され、また、つぼみの会、かんもくフォーラムで講師依頼をさせていただいたりしても、いつも快く引き受けてくださる高木先生です。いつも当事者・保護者目線で心に響く話をしてくださいます。
待望の書籍が発売されます。

プチ情報ですが、こちらから購入(または購入予約)すると、アフェリエイトでかんもくネット活動費として寄付できる形になります。

 3 1 日(水)夜 9 時~9 54 分放送場面緘黙が取り上げられる予定です。
http://www.ntv.co.jp/gyoten/

 
以前、イギリスのカースティさんが取り上げられましたが、その第2弾となります。

うちの子は、以前のカースティさんの回を見て、自分の症状と初めて向き合いうことができました。
しかし、内容的に一部不安になるところもありました。
そのときに時間を空けず、かんもくネット事務局の方がツイッターを利用して、対処法など番組の見方とらえ方などの情報を流してくださいました。

 今回もすでにフェイスブックツイッター等で番組を見るにあたってのポイントを書いてくださっています。

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(かんもくネット事務局より画像を提供していただきました)

 数年前、番組が放送されたときに比べて、「場面緘黙」に関する周知や情報量が増えてきているのではないか、と、広がる綿毛たちを確かに感じることができます。

 この正しい理解の輪の広がりを止めないよう、壊さないように、これからも発信できたらと思います。
 









場面緘黙講演会☆主催:宮古島緘黙っ子親の会(ゆりの会)

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宮古島 緘黙っ子の親の会(ゆりの会)さんが、場面緘黙の講演会を開催されます
【日時】2017年2月5日(日)
【場所】宮古島市立中央公民館 大ホール
【講師】高木潤野先生
 (長野大学准教授 日本緘黙研究会事務局 信州かんもく相談室 )

 ゆりの会さんとの出会いは、かんもくネットの「かんもくシンポジウム」などのお手伝いを通してでした。つぼみの会より前に「親の会」としての一歩を踏み出されており、シンポジウムなどのたびに沖縄から飛んできてくださっていました。活動は、地元に根ざしていて、勉強会や講演会、啓発活動など、「親の会」としてお手本とさせてもらいたいところがたくさんあります。
 そんな、ゆりの会さんにつぼみの会からラブコールをおくり、企画を立ち上げたのが、この夏「かんもくフォーラム2016」でした。そのときに基調講演をしてくださったのが、今回の講演会の講師でもある高木先生です。
 たんぽぽの綿毛のように緘黙への理解を全国に広げたいという思いを、ゆりの会さんが沖縄までつなげてくださるお気持ちの強さに、また感動をします。
 そして、この講演会は、参加費無料!です。
これがどれだけ大変なことか、ということは、いろいろな企画をしてきた苦労からとてもよくわかります。ゆりの会さんの今までの活動が確かであり評価されていることと、スタッフの方々のボランタリティなくしてはできないことです。
 それは、「多くの方々に、『場面緘黙』について正しく知ってもらいたい」というゆりの会さんの思いがどれだけ強いのかということだと感じています。
 
 ぜひ、この機会に、多く方々が参加していただきたいと思います。
特に、幼稚園、学校の先生方、カウンセラーの方々、支援者の方々に聞いていただき、これからの支援について一緒に考えていただけたらうれしいです。

講演会の詳細は
宮古島 緘黙っ子親の会 (ゆりの会)ブログ