12月親子交流会の様子
12月は親子交流会を行いました。
午前中は、
「何ができるかな~?」とクイズをしながら
いろんな動物や植物が魔法のようにどんどんできあがってきます♪
「ねずみ」のバルーンアートに挑戦!
最初は割れないかとドキドキしてたけど、意外と大丈夫!
みんな上手にできました♪
最後はじゃんけんゲームとバルーンアートプレゼントをしてくださいました。
ファニーエッグのみなさん、わくわく楽しい時間をありがとうございました!
午後はフェルト工作とゲームとお菓子交換をしました♪
工作では、クリスマスカラーのフェルトでハートか長靴の飾りを作りました。
なかなか難しい部分もあったりして、親子で奮闘♪
素敵な飾りができましたね
その後、じゃんけんゲームなどをして、
最後は、お楽しみお菓子交換をしました
(じゃんけん列車の様子)
初めて参加されたご家族も多かったですが、
回数を重ねるごとに「はじめまして♪」じゃない関係が増えていきます。
「言葉」がなくても、少しずつ小さな「安心」できる関係が
つぼみの会のなかで出来上がっていけばいいなと思っています
映画「校庭に東風吹いて」鑑賞&お話会まとめ
先日、川崎で上映された映画「校庭に東風吹いて」を、つぼみの会のみなさんと一緒に鑑賞しました。
場面緘黙の少女が登場するということで私たち保護者にとっては注目せざるおえませんが
映画に対する気持ちにあるもの、それは
「場面緘黙という症状、そして苦しんでいる人たちの存在を知ってほしい」という期待
「描かれ方によって『場面緘黙』に対する誤解が広まるのではないか」という不安
お話会ででた映画を観た素直な感想を、保護者の立場から、また私の意見も織り交ぜながらまとめていきます。
それが、私たちの「誤解が広まるのではないか」という不安について理解していただくことにつながればと思っています。
どうしても「こうしてほしかった」という点が多くなるのですが、映画批判ではなく、
いい映画!だけど 場面緘黙の「啓発映画」ではない
という感想にまとまったということを、先に書いておきます。
<映画のネタバレにもなりますので、今後、鑑賞予定の方は注意してください>
良かったところ
*映画としては感動的で涙するシーンもたくさんある。
実際、皆さん涙涙・・・
*シーンの中に多くわが子と重なるところがある。また涙・・・
*貧困家庭の男の子の話の方に感情移入、涙(笑)
*こんなに一生懸命、「場面緘黙」の症状に対して取り組んでくれる先生がいてくれたらいいなぁ
→現実にはなかなか出会えないないなぁ、という気持ち
*話したいのに話せない、というつらさを映像化したことで、より強く人の印象に残るという期待
残念なところ(誤解されないか不安なところ)
*教育熱心(?)な母親の描き方
いろいろ勉強して家庭でとりくんでいるから、学校では特別扱いしないでくれ、と学校との協力体制を拒絶
→「場面緘黙」について学べば学ぶほど、学校と家庭との連携・協力体制が必要なことがわかるはず。なのになぜ拒否?
場面緘黙が周知されていないことで、「学校」「家庭」において、放置されている、というのが現在の課題ということを知ってほしい。
*教育熱心・冷たい母親→不安な少女→場面緘黙の原因 のような話の流れ
先生「ミチルちゃんに必要なのはお母さんですよ」 母親、ガビーン
→劇中のセリフで「昔はしつけが原因とされてきたが、現在では不安や環境の変化が原因ともいわれている」と場面緘黙の原因について言及されていたが、結局原因は「母親」だったとかのように描かれていました。原作を確認したところ、母親はそのようには描かれておらず、むしろ「自分が甘やかしたからだろうか」と不安に思うシーンあり。教育熱心な冷たい母親は映画オリジナル
*先生の取り組み
図工の時間では、動けていないので、その時間をつかって、先生と手をつないで校内を散歩
その様子をみつけたクラスの子「あれはさぼりじゃないの~?」
保護者にその取り組みを伝えていない
「手をつないで歩く」というのが本当にその子にとって大切なのかどうか、考えず取り組むのはどうなのか。
しかも、クラスの説明も理解もない。おそらく、本人も乗り気ではない。保護者に連絡もしていない。おーまいがー。
実際の取り組みでは、担任の先生と放課後などを使って、人目の気にならないところで遊ぶなどすることが行われることがあります。何をしたらいいかということは、そのことの距離を縮めるために、どうしたらいいかを考えて、その子に応じて考えていかなくてはいけないところです。
*場面緘黙の女の子が家でもあんまり話さない
→多くの場合「家では普通に話せるのに」というのが場面緘黙で、そのギャップを描き切れていないので、私たち保護者にとってはリアリティなく、不自然に映りました。当事者・保護者目線のない脚本だとこうなってしまうだろうな、という感じがしました。
*ラスト
転校する子とみんなのいるところに一人で歩いて行って「ありがとう」と初めての発話
→参加者みんなで「あれはないな~」と(笑)
ストーリー的にはそうせざるおえなかったのだろうけど、敷居の高いことばかり(たみんなのところに一人で登場・そこで発話)で、ちょっとファンタジーだった。
場面緘黙の子にとって、発話がゴールではない、
「本当の自分が出せない」という一つの事象が「発話できないこと」
少しでも話せると「なおったんじゃないの?」「大丈夫じゃないの?」と、支援も取り組みも熱心にしてもらえないケースも少なくありません。そういう誤解を生みそうなラストだなと感じました。
*原作との違い
原作と映画はここまで違うのだなと度肝を抜かれました。
原作というものは、映画のシナリオというものになったとたんに、原作者の手を離れて、映画オリジナルになる、というのを聞いたことがあるのですが、こういうことなんだなと思いました。
だとしたら、余計に、「場面緘黙」と「理解なく冷たい母親」の組み合わせは、私たちにとっては避けてほしかったところです。そういうパターン、そういう方がまったないとは言い切れませんが、私たちの知っている多くのお母さんたちはとても明るく暖かく子どもたちの支援に取り組んでいらっしゃいます。むしろ、学校に理解し動いてもらうにはどうしたらいいのか、と日々試行錯誤してるのです。
映画という影響力の強いもの、そして素晴らしい俳優・子役のみなさんによって「場面緘黙」をストーリーの題材として取り上げてくださったことはとてもありがたいことです。初めて「場面緘黙」を知り、理解する一つのきっかけにはなると思います
最後に・・・
沢口靖子さん きれーだったわ~!
10月お話会
しばらくぶりの更新になってしまいました!
映画「校庭に東風吹いて」を一緒に鑑賞しよう会&お話会を企画しました。
なかなか一人では鑑賞する勇気が出ない方も多いということで、会員を中心に呼びかけています。
「場面緘黙」の女の子が登場するこちらの映画についてみなさんと感想・意見交換できる場があればと考えています。また、それらの感想意見等を、親の会としてブログなどで発信できたらと思っています。
平成28年10月15日(土)
エポックなかはらホール ①10:00~ (②13:30~)
お話会は、近隣の部屋を13:00~おさえています。
お話会会場の都合上、10人定員となっています。(お子さんの参加はできません)
つぼみの会会員限定とさせていただきます。
お話会の参加を希望される方は、ホームページより会員登録をお願いします。
映画鑑賞のみ、お話会のみ、また両方参加可能です。
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また、お礼が遅くなりました。
かんもくフォーラム2016が盛会のうちに終えることができました。
ほんとうにありがとうございました。
あゆみの会(場面緘黙 親の会 広島)
ご紹介させていただくのは、
あゆみの会(場面緘黙 親の会 広島)さんです。
親子遠足や工作教室、川遊びなど
親子交流会を中心に活動をされています。
つぼみの会の活動を参考にしてくださっということですが、
私的には、いちばん理想的な活動されているな~と思っています
それは、「広島」という地域密着型であり
同じメンバーで定期的に交流できているということです。
活動の様子はこちらのブログで↓
このように、全国にすてきな「つながり」「輪」がどんどん広がっていくといいと思います。
『「親の会」を作るなんて無理』、と思われる必要はないです。
「会」を作ることが目的ではなく、
「つながり」による優しさの包囲網が、私たちの生活の中にも感じられるよう自分でできるところから歩み寄って工夫していくことが大切なんだと思っています。
かんもくフォーラム2016は、おかげさまでほぼ定員に達し、今後は未入金によるキャンセル待ちの状態になります。(定員に達したら、申込みフォームが閉じます。キャンセルが出たら再開します)
「つぼみの会」事務局がかんもくフォーラム2016スタッフとしてかかわる思いは、
「あゆみの会」さんが「参考にした」と言ってくださるように、いろいろな方と出会い、交流し、お互いの活動を参考にしていけるような場ができないだろうか、と思ったからです。
このような大きな会に挑戦できるのも、過去のシンポジウムやフォーラム参加から、「かんもくネット」「ゆりの会(宮古島の会)」という「つながり」を作れたからです。
このような優しい「つながり」が、フォーラムの場でもっと広がっていくよう、願っています。
かんもくフォーラム2016
応援Tシャツできました!
からふる~♪
みなさまのご協力により、60枚ご購入いただきました。
ありがとうございます。
詳細はのちほど報告させていただきますが、
収益約35000円をかんもくフォーラムに寄付できることになりそうです。
ありがとうございました。
(フォーラムの会場ではネイビー(ドライ)を若干枚数用意します)
これから、手作業でひとつひとつ発送させていただきますので、注文された方はもう少しお待ちください(^^)
桂あやめさんと、かんもくフォーラム2016がヤフーニュースに♪
一言も話せない女の子が落語家に 朝ドラ『ちりとてちん』ヒロインのモデルの知られざる過去とは
Yahoo!ニュース
お土産に「笑顔」がもってかえられるようなフォーラムになればいいなと思っています(^^)
残席が20を切っています!申し込みはお早目に・・・・
なっちゃん IN かんもくフォーラム2016
今年も、なっちゃんがフォーラムに来てくれるそうです!
応援Tシャツも着てくれてます(><*)なっちゃんありがと~!
去年も二日間、笑顔でたくさんの参加者の皆さんを迎えてくれました♪
今年も会えるのがとっても楽しみです!!
先日26日、日本緘黙研究会の研修講座が行われました。
いつもお世話になっている高木潤野先生が事務局長を務める会の研修会ということで、つぼみの会の有志の方が資料セットや受付のお手伝いをしました。
「こんなに多くの方が全国から『緘黙』を学びにきているとは」
と受付をしながら感想をもらされていました。
研修講座の内容もさることながら、こんなにたくさんの方が『場面緘黙』を学ぶために集まっている、ひとりではない、ということを肌で感じ、心強くなれました。
動画作成にご協力いただいた成人の経験者の方々にもお会いできました。日本緘黙研究会も、元をたどれば当事者(経験者)の方の呼びかけからはじまり、そこに答えてくださった先生方の輪がひろがっていったということです。その感謝の気持ちから、今年の動画は作成しました。
どうしても、講演内容は入り口として低年齢の支援が中心になってしまいます。
決して先生方は。成人当事者・経験者方への支援や研究を忘れられているわけではなく、それだけ難しいという事なのだと思います。
しかし、わが子はいずれ、成人をします。そのときに、いま苦しんでいる成人の方々の課題が改善されているように、支援や研究が進んでいかなくてはいけません。
研修会終了後、かんもくフォーラムでミニ対談をしていただく高木先生と角田先生と打ち合わせをさせいていただき、なんとかそのあたりを盛り込めないかという話をさせていただきました。
研修会やフォーラム、
そこに求めているはっきりした答えはないかもしれないけれど、ヒントやきっかけ、前に進む勇気がもらえることが、一番の学びなのだと思っています。
かんもくフォーラム応援Tシャツですが
かんもくネットの角田圭子先生はピンクのTシャツを着て、会に参加してくださいました♪(写真撮る暇もなく~)
その応援Tシャツですが、明日が申込み締切となります。
現在で30枚を超える注文をいただいています。
感謝です!
収益は、かんもくフォーラムのクロージング後、自由参加で行われる交流会の際に、なにか簡単な飲み物などの準備に使わせていただく予定です。
普段着としてこのTシャツを着ているのですが、うれしいことに、かわいい♪と声をかけもらうことが多く、それをきっかけにお母さん友達に「場面緘黙」について話すきっかけが何度もうまれました。
お一人は保育に関わるお仕事をされている方だったのですが、「場面緘黙」という言葉を初めて聞いたということで、とても関心を持って話を聞いてくださいました。
また、ぜひTシャツを買わせてほしい(押し売りはしておりませぬ)といってくれるお母さんもいて、ジーンとしました。
そんなプチ啓発もできるTシャツをぜひみなさんも着てみてくださいね~
6月お話会(大田区産業プラザPio)
6月4日、高木潤野先生をお招きして、お話会(スタッフをのぞき参加者18名)がありました。つぼみの会発足時から、高木先生は、一年に一度の割合でボランティアで来て下さり、つぼみの会の活動を支えてくださっています。
高木先生には、かんもくフォーラム2016でも講演をしていただくこともあり、
今回は、講演会ではなく、参加者のみなさんから「お話したいこと」を出してもらい、
それを受けて先生からご助言をいただくスタイルにしました。
参加者のお子さんの年齢は3歳から成人されている方まで幅広く、相談の内容も多岐にわたりました。
プライバシーの関係上、相談内容は割愛しますが
同じ「場面緘黙」でも、その子その子で症状も課題も違うことがわかり、それがまた、支援体制を構築する難しさを生んでいるのだとおもいました。
高木先生からお話いただいたことの一つは、
まず、自分たち(保護者の側)にどんな権利があるのか、を知ること。
対象者においては、その子の長期的継続的一貫した支援ができるよう「個別の教育支援計画」というものをつくっていく、ということが、小中学校では「努力義務」となっているそうです。
関連ページ「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」について
実際、この「個別の教育支援計画」を学校にしてもらっている方は、参加者には二人しかいませんでした。
それ以前に、こういった指導計画があるということを初めて知ったという方も多かったです。
または、学校側から「必要ないですよ」と言われるケースもあったようです。
まずは、私たち保護者側が、自分たちの「権利」を正しく知ることが、子どもたちの支援に必要な環境をつくるためにはとても大切だということがあらためにてよくわかりました。
今回のお話会で参加者のみなさんのお話を受けて、また、かんもくフォーラム2016の講演会にて、今私たちに必要なお話を聞かせていただけると思います。
講演後、かんもくネットの角田圭子先生と、みなさんからいただいた質問をとりあげてミニ対談のコーナーをお願いすることになりました。
その他、これから詳細をアップしていくこともありますので、ホームページをちぇっくしてくださいね♪http://kanmokuforum2016.wix.com/0806
ちなみに、今回のお話会はかんもくフォーラム会場の大田区産業プラザPioでした。
会場アクセスが非常によかったのでご紹介
京急蒲田駅、東口を出たら・・・・
右手にすぐ見えます!
かんもくフォーラム応援Tシャツつくりました!